源究230t230

   

NO  テーマ  月日  NO  テーマ   月日 
 4111  時代の空気  7/13  4116  然もありなん   ☆
 4112  循環型社会  7/16  4117  裏  と 表  ☆
 4113  無い物ねだり 7/20      
 4114  4万4700  7/22      
  4115  デリケート  7/27      

  4111:時代の空気

現代人は世界中から時間構わず送られてくるニュースに喜んだり心配したり、でも、その真偽は判らない。膨れ上がった情報の中から真実らしきものを選び出すのに相当の時間を割いているわけです。こんな状況で”こころ”は平らけく安らけくなっていられるでしょうか?モラルなき社会、守れないルール、発信元を特定できず、警鐘をならすだけ。 これが実態ではないでしょうか。既に100年前にこうなることを予測していた人がいました。それを無視、一蹴し、進化するための過程に過ぎないと言い包めてきた人達も・・・・・。どうです貴方が望んだ通りになりました?小一時間にサギメールが10本以上入る。唯一の防御策がメールを開かないこと。今更 何のため、何を どうしたいの ???。イタチ(鼬)ごっこ(循環経済)?。 8月15日。・・時は流れ 変わってはならぬ事が記憶から薄れていくように思える時代の空気。「記憶」と「記録」の違いは・・・・。
 
 ヨーロッパは40度を超える猛烈な暑さ。これが偏西風の動きによるものとしたら、西から東、いずれ日本にも酷暑が襲う。豪雨による災禍は地球上のどこかで常に起こっています。更に地震による被害、・・・・。
 生き物の中で人間だけかもしれません。裏と表を使い分け、ああ言えばこう云う、自分の不都合なことは棚に上げ、相手をやり込める算段ばっかり!
 あまりにも暑くて、久しぶりに市立図書館に逃げ込んだ。借りた本、2冊。①『人工知能の核心』 羽生善治・NHKスペシャル取材班 ②『人間は「心が折れる」からこそ価値がある』苫米地英人。 AIに関する書棚に驚いた。その本の多さと真新しい本ばかり。 関心の大きさを感じました。その中で印象的だったのは、・・・≪大英博物館で古代ギリシャ時代の壺絵「将棋を指すアキレウスとアイアス」という作品です、戦場に赴く直前の二人の兵士が将棋を指す様子が描かれています。これから死んでしまうかもしれない二人が・・・です。私はこの絵を間近に見て、将棋が長い間、廃れずに続いてきた理由が、腑に落ちるような気がしました≫・・・・(①p233羽生さんのあとがき))

4112:循環型社会

 2000年「循環型社会形成推進基本法」が制定され、生産者に廃棄物の最終責任を課し、大量生産、消費、破棄から廃棄物ゼロを目指す。生産者&消費者の定義? 法律も四半世紀も経てば、見直しもされていると思うが、今どうなっているのか判らない。応病与薬、病に応じた薬も薬の飲み合わせによっては副作用?? 厄介なのは 国によって違うルール、法の網の目を潜る指南書・・・等々もあるらしい。
 じゃ~日本のゴミは減っているのか増えているのか? 綺麗な場所にはゴミを捨てないようだ。 人間の良心とは、道徳的に正邪・善悪を判断する人間の意志。それには生得説・経験説・批判説があるという。
 
 参議院選挙の期日前投票に行ってきました。いつの間に政党の数が増えている。ハッキリしているのは、投票する側の身にはなっていませんね。今回もやる前から判っているのは投票率・・・他国に誇れるような数値は望めまい。マンネリから本気になって抜け出そうとする気概を感じない。否、方法が浮かばない。戦後80年の記念すべき年。国政を託す代表者を選ぶには、如何なものか?いつまでもこの状態を続けるつもりですか?もしかして循環型とマンネリ化が同義語になっていないだろうが? 今やらなければならぬ事、変えなければならないのは何か?国をあげての議論が不可欠ですね。でなければ前法が「マンネリ社会形成推進基本法」となり変わるかも。
・・・大統領は多数派が選んでくれたんだから 多数派と同じ生活をしなきゃいけない・・・と公言し報酬の大部分を財団に寄付し、月1000ドルで生活したというホセ・ムヒカ氏(元ウルグアイ大統領)の言葉。 

4113:無い物ねだり

 ・・・三界は安きことなく、なお、火宅のごとし・・・・火宅とは苦に満ちた世界としてのこの世・・・・(【法華経】〔譬喩品])。
 三界は欲界・色界・無色界の三つの世界。八大地獄から六欲天まで、六道輪廻を繰り返す。  互いに敵意をもって対立する関係は何故生れるのでしょうか?仏教は”煩悩”が原因と説く。肉体や心の欲望、他者への怒り、仮の実在への執着。三毒(貪瞋痴)・・・・。何ごとも度を超せば、三悪道(地獄・餓鬼・畜生)の世界に入ります・・・。
 
 梅雨が明けました。暑すぎても寒すぎても不満タラタラ、人間以外の生き物との違い?我慢の有無。贅の限りを尽くし、止せばいいのに大言壮語。”見えを切る”。”見えを張る”。切った張ったで忙しい。 是れホンの一握り、そうとも言えぬ 諸行の実相!
ところで・・・≪偽情報排除に「覆面捜査官」≫・・・某新聞第一面を見て、なんとも感じませんか?  参議院選挙の真っ只中、SNSで情報を得る人が増え、新たな問題へ対応急務、どうも、そのためなんでしょう、なぜか腑に落ちない。何のため 誰のためかの愚痴転倒。ダメだ~こりゃ!同じ穴のムジナ。・・・・無礼千万!一緒にするな!と寺の貉と立ち話。無い物ねだりも程々に。。。。(ナマグサ)

4114:4万4700

 "参議院選挙”20日に終わった。全国で4万4700ヵ所の投票所、その数は徐々に減っているというが、凄い数です。選挙に掛かる経費、これも大変なものでしょう。 なぜか”費用対効果”の話は上がらない。今回の最終投票率は57.91%だった。期日前投票が2618万人で過去最高らしい。2022年の前回選挙と比べ投票率は5.9ポイント増えたが1989年より36年の間未だ60%に達っせない。今回初めて投票した人もいたでしょう。次回はどうなるか?権利と義務、法律によって正当に賦与された資格が権利、じゃ~義務は?
 問題と真剣に取り組もうとする気がなく、その場凌ぎのご都合主義、これを一掃するには????。候補者も有権者も生半可な努力ではできません。
 江戸時代の”参勤交代制”と比べ今の日本で有って無きもの・・・明治に有って現代に無いもの・・・”役”(えき)という字が”益””疫”に、”汗”(かん)が”閑””癇”となって・・・・どうします!自由=自分ファーズトは〇 or ×。ルールの前にマナーはどう?
 
 ”恩に報ゆる者は煩悩を洗われて其の身を清く保ち、一河の流れに同じ水を汲みたる輩は、幽明界を隔つといえど等しく御仏の光に会う・・・・”(表白集)
 恩=慈愛。いつくしみ。洗う・・・汚れを落とす。斯様な時こそ言葉の意味を調べてみるのも大事かと、貴方の疑問が解けるかもしれません。ルールの前にマナーあり。あああ!なるほど。   44700所×15000円×1日×〇=∞(無限大) 財政逼迫の中、とらぬ狸の皮算用、失礼ながら身口意業 顛倒せぬよう よろしく頼みます。
 義務を果たさず お咎めなし。積もり積もって 三悪趣 !昔なら 務めには責務、ルールの前にあったような記憶が。 

4115:デリケート

 国と国との関係はデリケート。外交問題は言葉だけでは解決しない。『平和安全法制』(2015年)は時代の必然。国民の要請か。・・・・(『日本人への遺言』渡部昇一:日下公人)・・  
 参議院選挙が終わり、結果はどうだったでしょうか? 目立ったのは連立与党の大敗、既成政党の弱体、やたらと増えた政党の数、そして課題は山積、どこから手を付けて良いのか判らない。記録と記憶の違い?それは 何かに記し残すかどうかでしょうね。忘れないように 後で困らないように。方や記憶は自分の中に留めること。忘れることも言い訳も。体験が有るのと無いのでは言葉の重みが違います。戦争がそうです。現に今、中東やウクライナは戦争状態で解決の目処が付いていない。これも時代の必然なのだろうか?それであれば、自国の安全はどのように守るのかを国民に知らせ周知されるべきではないだろうか? これがハッキリしない。国家の機密?防衛だけじゃなく 食糧やエネルギーの問題は大丈夫なのか?国会審議が 国民の心配(要請)と自分たちの問題がごちゃ混ぜになっているように思えてしまう。政治とカネの問題は長く時間をかければ良いというもんじゃ~ないでしょう!それより重要事案はどうなんですか?無法が罷り通る世の中でデリケートなんて云っていられんでしょう。。
 
 いつ頃からだろうか? 民放各社の同時間帯が似たり寄ったりのバラエティー番組。もういい加減にして変わらないと視聴者は勿論、スポンサーだって離れていくのではないの?
 何でも見様見真似ではいずれ飽きられる。オリジナルな物は、複製・模写できるものとできないものがあります。 これからは難しい。AIにとって変わるのは時間の問題。そうなれば信憑性、発信元、を特定するなど出来なくなり。何を信じたら良いのか今以上に難しくなるだろう。法で規制するのが無理ならば自主規制?これぞ夢物語。
 登山に例え、無踏峰の頂上を極める為のベースキャンプをどこに設置するか! 自然に学ぶ”原点回帰”、、判断に迷った時に頼りになるベースキャンプ go or stop?  何をトンチンカンなことをと一笑に付されるかも。 、迷惑千万な話です。否定はしませんよ!

4116:然もありなん

 諸般の事情から”然もありなん”、お手並み拝見、高見の見物・・・前もって予想されること、その微妙な間が必要と思いませんか?「丁」は偶数、「半」は奇数、サイコロで勝負を決める。いかさま、あと腐れ・・・・・。種々様々、多種多様・・・・
 逆に、だから やっていけるんじゃ~ないの?最初から結果が判っていたら味気ない。必然か偶然か、圧倒的に偶然が多いのに何故? さもなくばの「然も」は漢字で「然」、智慧と知識の違い。 (仏)阿頼耶識(あらやしき)は全ての心の働きの源。唯識思想。煩悩か真如か?(インド哲学)不二一元論。・・・・現代は明らかに”情報バブル”に進んでいるんでしょうかねえ~。
 
 連日の猛暑に体の不調を感じている方は多いと思います。日本全体がスッポリと強い高気圧に覆われ、同時発生の3個の台風は揃いも揃って迷走する。この様な地球環境の変化に、警鐘を鳴らすだけ、結局、自分の身は自分で守る。これしか無いのでしょうか? ある日 某薬局にて・・・お年寄りの方が薬剤師と話している・・・周りを気にする風でもなく、大きな声で話すので聴きたくないが聴こえてしまう。 クスリ手帳を出し、複数の病院から処方されたクスリで訳判らず、どうしたら良いか尋ねている。飲まなくなって溜まったクスリ、新たに処方されたクスリ。。。。。余れば捨てれば良いんだとの囁き。聞き捨てならぬ話は待合室の他の客も聴こえたはず、皆さん黙って明日は我が身と。
願わくば 自由があたり前、強制・拘束・支配を受けず自律する社会。それには自制する能力や義務や責任はどうなりますか。世の中にある万事が万事、知らぬがホトケ・・・・・・然もありなん!(表裏帳簿)

4117:裏と表

 両面コピーは、用紙を節約するために使います。でも紙代とインク代を考えるとどうでしょう? 裏と表は。内情と表面。良寛さんの時代には勿論、コピー機などありません。≪裏を見せ表を見せて散る紅葉≫(良寛辞世の句) 言葉の重さとなれば、更に意味深。”表を見せ裏を見せて”では無い。最近はこのような事を良く考えている。微妙の差!可笑しいかな~? 
 日本人の魅力(?)は、日本語にあると思う。子供は沢山の言葉を学び自分のものにしていく道程。その差はあってあたり前。それが困難な子もいます。それが何なのか”謎”な点が多いと思います。上手く言葉では言えませんが、糸賀一雄先生が伝えたかった”光”ではないでしょうか!自徳を照らす為ではなく、人が道に迷った時に照らす光です。彼等と一緒にいると 自然と心が和んでくる不思議さがあるんです。
 
 不思議さは、どう考えても原因や理由などが判らないこと、それと思いがけないことです。病院での出来事、休日の翌日で患者さんで大変混み合っていました。暫く待つことにした。すると大声を発する方がいました。直ぐに尚恵学園の仲間だということが判りました。車二台で利用者さんが3人、スタッフが4名でした。その中の一人の方が大声をたてたのです。その時のスタッフの対応に私は頭が下がりましたね。その日は朝から気温が上がり、とても暑い日でした。これは決して珍しいことではありません、日常的に行われていることです。
 人の言行には表と裏があり、裏のことは見えません。それをどうするか?もし、判ったと思う人がいたとして、貴方ならば どうするか・・・・・?。 紀元前六世紀ごろ釈迦は、”慢心”を戒めます。人工知能ではどうでしょう。それを 創じ造る方、どうでしょう。