源究190

  

NO  テーマ  月日  NO  テーマ  月日 
 3311  暴力行為  8/19  3316 取捨選択考   9/7
 3312  世界地図 8/23  3317 季節雑感   9/11
 3313  都会の表情  8/28  3318 後始末   9/14
 3314  なぜ今?  8/30  3319 想定外   ☆
 3315  ギアチェンジ  9/3  3320 記憶   ☆

3311:暴力行為

 国内外を問わず、ネットから流れる内容は 益々 先鋭化している。それが嫌なら ワザワザ見なければ良いのだけれど 身近な事件などが起これば気になってしまう。これは 地上波放送の 偏向とワイドショー化への拒否反応?
 あおり運転の容疑者が茨城県県警により全国指名手配され昨日大阪で逮捕された。被害者の車のドライブレコーダーから 容疑者を特定し 逮捕となった。何度も 何度も流されたから その時の異常な状況が全国に知れ渡った。常磐高速道は 私も良く利用している。事件のあった守谷周辺は上下車線とも渋滞が少ないので スピードを出している車が多い。そんな所で車を前寄せされて 止めるとは 追突事故が起きなかったのが不思議な位、殺人行為・暴挙としか言いようがない。容赦なく運転手の顔面を殴った犯人 それをスマホで最初から撮っていた同乗の女性。こんな事が許されるとしたら 平和と安心のニッポンの看板は 即下ろさないとなるまい。
 また メデアの格好の攻撃対象になる事件が起こった。個人情報の保護と権利、罪と処分の中味など 昨今の有り様は ゴチャ混ぜ それだって曖昧にされてきた感は否めない。犯人が乗っていた試乗車(高級外車)は 現在 世界で最高レベルの安全機能を装備した車だった。 
 
 日本の今の状況は 楽観できないと感じます。何がそうさせてしまったのか? 外圧によるものか それとも国内にある不平や不満が鬱積し そのはけ口か? 日本も中米2大国の見通し無き貿易戦争の影響が無いとは言えまい。日本の立ち位置で 両方に良い顔をして果たして 信用が保てれるのか? 社交辞令を真面に信じるようでは いかがなものか。  ホンネとタテマエ それが外交さ!という冷めた考え、二枚舌と思われても仕様が無いような言動。これらは 他人事ですね、、もし不都合が生じれば 謝罪し 責任は取らない。 これで済ませてしまう風潮が民主主義の根幹を揺るがすようになった原因だとも言えよう。長い事 我慢を強いられてきた人々が 一気に爆発しないかと怖れている・・・
 間近に控える世紀のイベントに浮かれている場合じゃないだろう。先人が苦労して蓄えた財を惜しげも無く食いつぶしている。 見なさい!至る処に。”NO”と言えない国家になっている。 それだって 経済力頼みの外交や内政、その末路は明らかだ.。原資が枯渇した時の惨めさを 事もあろうか 自分達ではなく 次の世代に負わせるような事を 何の反省もなく続けて来た。問われれば寡黙になり、同様にマスコミも追随し援護する。これは SNSの急拡大に対しマスメデアが旧態依然の構図から変われない その限界かも知れぬ。。。。。
 世界の目は 日本のこのような実態に向いている。それを知ってか知らずか 外見ばかり気にしている。
 一時の流行語となった”忖度”が 全てに伝染し、何を大事にするかを見失った社会、工業技術の進歩によって作られる安全や満足は幻影か!それだって最初から判っていた、使う人の問題だと言う事を。 国として教え学ぶ機会を どうにかしないとこの国は持たない。
 
 今の自民党は 一強独裁となり、本来の政党としての機能が果たせていない。・・・・・これは 衛星放送で語った元自民党幹事長の弁。 党内での議論が消え 政府にモノ申す者がいない。こうなった原因を二つ上げている。一つは選挙制度、 小選挙区制になり 党の公認をもらう為に 官邸に気に入られるような言動が蔓延った。その帰結が派閥の弱体化。もう一つは 政治家の成り手がいなくなり、資質の低下が止まらない。そんな話を聞かれるとは思ってもいなかったので 妙に新鮮味を感じた。 政治評論家の話ではなくて 党内長老からの苦言だが 残念なのは今は政界を引退している。
 一強独裁の弊害は 自ずと壁ができ 風通しが悪くなることだ。それを他党批判で誤魔化しているとしか思えない。このミスマッチは 政党の末期 内部崩壊の前兆か? 今の永田町は この状況が自民党だけで無く、政界全てに蔓延していることで、その危機感を当事者達から殆ど感じない事、審議を深めることが出来ないから中長期の方向性が出せない。これが偽らざる今の政治だ。
  相変らず出口の見えない低い投票率。こんな状況で 国家としての重要な課題を決められては 堪ったもんじゃない。すると 有権者の責任論が再燃する。
  これをもう 何年続けていますか? 一向に変わらないでしょう。貴方達の責任を認めなさいよ。
  環境が大きな原因だとすれば 今の儘では 違法行為が減る見通しは無いだろう。

3312:世界地図

 世界地図がネットを通じ バーチャル地球儀として観れる時代になった。 縮小・拡大・ 3D・衛星写真・・・・と 明らかに昔とは変わった。このシステムが軍事利用され AI武器により ピンポイントで攻撃する、恐ろしいことになっている。残念だが誰もこの動きを止められないどころか より深刻度を増している。国連の役割も微妙、武器の開発競争も何の前触れもなく 突然に協定を破棄し報復の正当化を主張する。雲行きが怪しくなって 暗躍する武器商人は 多国籍? 敵味方関係なく 売りさばく。 貧富の格差が騒がれ出した頃、ほんの一部の人間が獲る収入で 一国の予算を上回るなど夢物語でした、それが現実になった。 果たして これが真っ当な時代なのだろうか? 人間は 際限無き己の欲望に どうブレーキをかけるのか! その必要性も感ぜず お金になれば なんでもする輩が増えた。
 現実に今 世界で起こっている悲劇の最大の原因は貧富の格差だ。収奪と独占、内戦と外圧、国を捨て難民化する人々の急増、安心を求め 必死に逃げまどう・・・・・・・。
 一方 豊かさに酔いしれ 好き勝手な振る舞いを良しとする者たち、自らの財を外国に移し いざとなれば 国を捨てるなど気にしない。
 この種の人達には今の世界地図がどう映るのか?
 始末が悪いのは 昔とは変化のスピードが全く違う、最早 人間の頭で考えられない事にまで 科学の進化や進歩というコトバで括り、越えてはならない一線をも飛び越した。
 ニッポンはどうか? 少子化や高齢化への対応に苦慮している間に 世界は 全く違った方向に動いている。このギャップは 何故 起こったか。
 ある意味では 武器商人と通底するものがあると思えてしまうのです。”経済の豊かさ”というコトバに眼が眩み、判断能力を失った人達が中枢に居座った為、質実や質素という日本語を忘れ 無駄をも豊かさの証と誤解した。
 謝罪すれば それで済むという感覚は 相手の立場に身を置くことができない人に多く、儀礼的で心を感じない。それが感情のもつれの最大の原因とみる、判らない人がそのポストにいれば その影響は計り知れない。
 
 女優:渡辺美佐子さんが34年間続けてきた 広島・長崎の原爆の惨禍を伝える朗読劇を今夏で閉じることになった。86歳というご自身の年齢もあるのだろうが、出演する人たちは全員が戦争体験者、開催各地の子ども達にも劇に参加をしてもらい、被爆者の手記を読み継いできた。
 渡辺さんが戦争末期 家族と共に東京で過ごし感じた事は 東京では食べ物が獲られないということ、闇米さえ手に入らず 飢えに苦しんだ。今 日本でそんな事を考えられる人の数は少ない。36台の防犯カメラを設置し夜中営業の無人化を試行するコンビニ、売れ残った食べ物を破棄したり、夜中も煌々と灯りがともる大都会、日本人の多くがこれに疑問を感じなくなって久しい。原発は平和利用ならば やむを得ないと 大部分の人が考える。もし、戦争が起これば 最初に狙われるのが原発、それを議論することさえ良しとしない社会の風潮、戦後74年という戦争をせずに済んだ日本が果たして 過去の体験をどう捉えているのかが判らなくなってしまった。 大人たちの責任が大きい。何も知らされず 学ぶ機会もない子供達に何をどうしろと言うのか!
 日本人一人ひとりが 不戦の誓いを自分達の問題として考えないとならない。その最大の責任は 政治を動かす人達にある。法律を定める権限を有する人たちに 曖昧な態度は許されまい。
 更に 国民を含めた 国の在り方を誠実・丁寧に語り合う場を早急に設けるべきです。それを長い間怠ってきたツケは 世界の動きに対応できない最大の国内問題と化している。
 私の友人に障害福祉を平和運動と考えている人が何人もいます。皆 現実と向き合って現場に立つ人達です。 
 ”記憶にない””忖度””平和ボケ””政治の安定””不戦の誓い”・・・・・この意味不明な日本語から貴方は何を感じますか?そして いま 何をすべきと考えますか?
 現実に目を逸らしてもすまされた時代とは 明らかに違うことを 先ずは身近な人と語り合っていくべきですね。 
 
 7~8月の盆の行事が24日でやっと終えることができました。全部で11ケ寺の施餓鬼会に出てきました。 もう何百年と続けられてきた寺の行事ですが 形を変えながらも良く続いていると感心します。餓鬼に施す、難解な仏教と言われる中でも 特別分かり易い行事で、精霊棚には獲れたての野菜で牛や馬を作り、ミソハギの束で清水をかける。一部始終を幼児にも分かり易く話をするお年寄り、そこには先祖を思い大切にするという日本特有の文化を観じます。
現実には 取引外交がここまで来てしまったか やればやり返すが正当化、どちらが先か判らずに 深みにドンドン嵌まっていく。今流行のツイターに書かれた内容で株価が動き、世界は後手後手の対応で振り回されている。この状況は 明らかに異常、少しは制限したらどうかと思うが そうすればヤレ サイバー攻撃と騒ぎ立て争い始る。便利で実に厄介なモノを人間は考え出したものである。
  地球上で疲れを癒す安息の場が どんどん失われていくようです、自国のことで物足りず 他国をも巻き込んで台風の目・・・・その真の狙いは何ですか?
フランスの海沿いのリゾートを会場にG7が開催されている。やる前から危惧されているのは 纏まった決議は出せないという諦め感。今年 大阪で開いたG20、あの時何を議論し総括したか定かでない。
 世界の百数十の国で選ばれた国のトップが集まり 決議しても 約束を反故し守らなければ疑義ばかりが増すでしょう。仲介役を買って出たまでは良かったが 状況が変わり 今度は自分が仲介役を頼む事態になるとは ご本人も想定外だったに違いない。
 ”G”という頭文字  高が一文字 されど・・・・・・! 国連で正式決定されたものではなく 自薦でなかったのか。それだったら 面白くない国もあるでしょう。・・・・世界地図のVR映像とその裏事情。・・・・
 

3313:東京の表情

 親戚の結婚式があり 電車で会場に向かった。スマホで乗り換え案内を調べ 予定どおり余り困らずに目的地、そこは 東京ターワーの直ぐ傍で 日曜日のためか 道路はガラガラ、地下鉄も空いていて 人の流れを気にせず早目に着いた。
 最近 外出を控えていたから 地下鉄駅で階段の上り下りは正直 体に応えた、案の定 誰もいない式場(教会)の中に入れず木陰で休む。前の道路をオープントップの二階建て”はとバス”を多く見かけた。大都会の休日の表情は、官庁街、警備する警察車両と警察官が自棄に目立つ。歩道の人通りは全く無い 異様な風景だった。
 この周辺に数年後に地上330メートルのビルが建つと聞いた。現在 日本一は大阪にあるビルだが 次々にトップの座が入れ替わるようである。あと10年~20年したら現在の貿易センタービルのように 目立たない存在になって300メートルを超すビルに挟まれる街の風景は 相当変わるのだろう。
 高層ビルもいずれ解体する時がきて どのようにするのか 気になる所だが その頃まで 私はいないだろうから 確かめることはできまい。
 帰り 東京駅までタクシーで行って 常磐線で土浦に、昔は上野駅がターミナル駅だった。今は品川まで延長になり 東京駅から特急に乗ったが 全座席が指定になっており 全て満席で 危なく立ち通しの帰路になる所だった。
 
 
 地上と地下 様々な顔がある。多層階となった 交通網と建物は駅が地下通路で繋がり、出口も沢山あって それを確かめないと偉いことになる。いつも思うのは これで非常事態が起こった時に うまく非難できるのだろうか? 出口に人が殺到しパニックになるのは目に見える。そして 停電になれば 昼間でも真っ暗となり 手探りで避難出来るとは考えられない。 大都市の最大の弱点は 非常時への対策の遅れであり、それも 普段通り慣れた人ばかりでないという条件がつく。
 闇雲に建物の高層化や利便性を追求するべきでない。中東の人工都市(ドバイetc)とは違って 日本は狭い国土と言いながら 遊休地は都市部を離れればいくらでも見つかる、どっちを選ぶかを 自己責任の問題として知らんぷりして良いのか?
 巨大地震の起こる確率が高まっている割に その対策への本気度が低いように思えて仕様が無い。
 日本人への見方で 福島原発事故の後 様々な意見があると思うが 確かな事は『喉元過ぎれば熱さを忘れる』 あの経験を どれだけの人々が今も関心を持ち 二度と繰り返さないために 何かを実践しているでしょうか?
 電力会社は 国が新たに定めた許可基準をクリア~するのに必死で 目標は再稼働有るのみといった印象は拭えない。これも 何故か地下鉄の出口と似ていませんか。 有事への想定が 現実的でない。

3314:なぜ今?

 仏教の命題、人間には煩悩があり、それが原因となり悩み苦しむ。人間がその苦から脱するために どうあるべきかを説いている。 先ず、人間が持つ煩悩108をあげ、その中で三毒、貪瞋痴(とんじんち)を最大の煩悩に据えた。貪は貪欲=むさぼり、瞋は瞋恚=いかり 痴は愚痴=おろかさであり、それに人間の五官から生まれる五欲、食欲・財欲・色欲・名誉欲・睡眠欲加え三毒五欲とした。
 なぜ 今 その煩悩を取り上げるか??? それは  世界が急速に大きな渦に巻き込まれ 多くの人々がもがき苦しんでいると危ぶむからである。苦しみは悲しみとなり、怒りとなって争いが始る。原因の如何を問わず 基本は貪欲な心と妬(ねた)む心から起こるとみる。2000年以上前に釈尊が説いたことが そのまま今に生きてくる。 人間は 同じ過ちを何度も繰り返してきた。2000年前と明らかに違うのは 人間そのものというより地球自体の存続が危ないと思われるからなのです。
 極限での人間の理性や自制心には疑問がある。 自由と豊かさを標榜し 手段を選ばず追い求め それに満足することはなく 更に獲ようとする亡者の姿。その渇望は弱まることを見せない。収奪によって得た豊かさをも正当化する。 これは近現代に登場した自由市場経済を盲信し疑わないことによって拡大し続けている病巣だ。 己の膨大な財産を誇り 成功者を演じているが真から満足はできない。こういった工業社会の見せ掛けの豊かさは 精々200年の歴史でしかない。 貧富の格差を生む最大の原因と言われ、それを知りながら止めようとしない。これが実体ではないか!結局 これは一時の幻影でしかないことを 理解しない。
 人間誰しもが持つという 夜叉の心。。。。外面似菩薩 内心如夜叉。。。。 が息を吹き返し 地獄と化す、そんな悪夢をみたのは 盆月が終わってホットした夜だった。
 
 悪夢が現実になるのか。そのうち最も恐れるのが戦争、核兵器の削減どころか その逆の流れを誰も止めれれない。その愚かさは 何がそうさせていると思いますか? ニューズウィーク日本語版で 孫正義氏の『日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう』という記事があった。そこに 数々の数値(世界競争力・平均賃金・相対的貧困率・年金の所得代替率・障害者への公的支出等々・・・)を示し 日本の今の世界での順位をあげている。日本は ことごとく 30位前後と低位置にあることを知り 正直 驚いた。彼は日本が世界でも有数の技術大国であったという『勘違い』に向き合わなければ 日本経済のトンネルを抜けることができないと指摘する。
 ソフトバンクグループを率いて 世界に躍り出た成功者だけに 無碍にはできまい。かつて一度だけGDP世界2位だったことを(惜しげも無く)PRに利用してきた政治家や経済界、さすがに ここまで世界での順位が下がれば 言葉を選ばずにはおれまい。日銀も同類だ、日本の財政状況を公にする時に異常なまでの神経をつかい かえって訳の判らない表現で収めようとしていないか。
 今の不透明感は あらゆる処に蔓延している。外交問題しかり、内政もしかり、 それでも動こうとせず じっとしているのはなぜか。
 このまま行くとは思いたくない。問題に向き合い 勇気をもってその改善に一人ひとりが努力する。これこそが日本人が長年大切に守り続けて来た”信念&文化”だった。それが いま どうなっているか 暗くて長いトンネルは さらに 長くなっているように感じる。これは夢ではありません。実感です。
 
 
 田畑は休耕地となって一年で荒れ果てる。土地の所有者は近所迷惑だと非難され、草が伸びないようにトラクターを使って耕す。勿論 除草剤を使えば それ以上の反発を受ける。斯様に負のスパイラルが現代社会の象徴となってしまったのだろうか。環境破壊・資源の枯渇そして人間のエゴイズムの蔓延、・・・・持続可能な社会の仕組みと言いながら実際に行なっている事は真逆のこと、貧しい国からの搾取や収奪によって 世界の工業国は豊かさを獲た。その成功体験は正しい選択だったのだろうか?むしろ ニセモノ性のシンボル、それに人間が気付くのがあまりにも遅いから自然が牙を剥き出した。アマゾン流域の火災は既にこの半年間だけで8万件を超え 例年の2倍以上起こっているという。熱帯雨林は地球への酸素供給の重要な役目を果たしている。その事を 世界は軽視してきた。日本の状況も変わらない、線状降水帯という耳慣れぬ気象用語が頻繁に使われるようになった。過去の記録をことごとく塗り替え、全国各地に想定超えの被害を齎している。いかに 軍事力や経済力を持っても 自然の猛威に成す術がない。豊かさ症候群で失った最大のモノは”危機感の欠如” 逆に獲たものは”自分さえ”という考え方、これは言い過ぎでしょうか?
未だ 認めようとしない”経済第一主義”の考え方、見なさい それで 日本人は一体何を獲たのでしょうか?真の安心 それとも 幸せですか? 公表される数字のマヤカシ、不都合な事の隠蔽、責任の曖昧さを 見せつけられてきた。これらは 嘗ての日本人が最も忌み嫌った武士道精神ではなかったか!人間は努力する限り迷うものだ・・・・ゲーテのコトバである。
知ってか知らずか マヤカシや隠蔽によって どんなに見せ掛けを良くしようと努力した処で そうは問屋が卸すまい。 

3315:ギアチェンジ

 溢れんばかりのモノに囲まれ 息苦しさを感じることは有りませんか? 今の状況は何が正常なのかさえ判らない。経済偏重の弊害で モノを粗末にしても何も感じないという状況を生んでいる。あげくの果ては、この地球に生を受けた者が犯してはならない禁じ手を使うか否かの瀬戸際、そして目先の豊かさを追い続け 気が付いた時には元に戻れない状況になっても、それを認めない人間の狡さと愚かさが際立つ。その証は日本にだっていくらでもあります。地表をコンクリートで覆ってしまった東京を見れば 判るはず。近年の猛暑は異常、夜中でさえ25℃を超える熱帯夜が連日続く。これは 昼間に熱せられたコンクリートが冷めきれないという大都市のもつ弱点です。それでも 都会に住みたいと考える人は減らない。私が住む土浦は 霞ヶ浦や筑波山に囲まれ、東京と比べ2℃位の温度差があります。都会の利便性を差っ引いても息苦しさは少ない。 コンクリートで覆われない土地があれば有る程、地球が息をしていることを肌で感じられる。しかし 県の魅力度調査はここを評価しない。オカシイよ!まさしく 日本全体が経済病に見事に罹ってしまった。
 夜をエアコン頼りで温度調整しないと寝苦しく眠れない。 消費電力はピークで使い過ぎのブザーが鳴りどおし。一体 この支出をどう見るか、GDPを上げるのに貢献しているとでも???そんなことより、使用済みの核燃料の最終処理さえできずに 燃やし続ける原発からの電気をいつまで使い放題できるのか・・・。
 言うは易く 行なうは難し・・・・判っていますよ。ただ地球環境や人間の体には限度があるでしょう。室温調整をエアコンで行っていれば 我々が本来持っている順応力や自然治癒力は萎えて体に異変がおこってきます。  これでも まだ初期の症状かもしれません。重篤な事態になったら 良否の判断さえできなくなるそうですから。
 政府が発表(?)した防衛費が5兆3千億、過去に無い膨大な金額になるらしい。 その説明で 今時通る積りなのか? この国の借金総額が誰も判らないことも異常だが それに関心が薄い国民もどうなのか???。
 ・・・・無私の日本人 無名の、ふつうの江戸人に宿っていた深い哲学、それは 行く末を心底から憂いた 人間らしい生き様、・・・ 急に何を言う?血迷ったか! 貴方こそが凝り固まった頭、まるで オートマチック車に慣れ過ぎて ギアチェンジが出来なくなった訳でもあるまい。  最近私は 道具満載の中古の軽トラを多く使うようになりました。もちろん マニュアル車です。クーラーが無いので少々暑い以外は気分爽快で満足しています・・・・。
 
 
 グレタ・サンバーグさんの講演をネットでみました。早速 その日本語訳を取り寄せ読んでみました。彼女はスウエーデン人の16歳、8歳の頃に気候変動や地球温暖化のことを初めて耳にして、その時 人間が他の動物と同じなのに地球の気候を変える力があるという事を変だと思ったそうです。そのことをずっと考え続けてきたけれども納得できる答えが見い出せず、11歳の時に病気になりウツ状態になって食べなくなり話さなくなってしまったそうです。診断名はアスペルガー症候群で強迫性障害で選択的無言症だと言われたそうです。
 その病気は基本的に必要だと思う時にしか話さないというもので 今 その必要な時なのです。・・・・・・講演の口火として自らを語った。
 彼女の話す内容は 淡々としたもので それでいて分かり易く、現状を的確に指摘しています。私は正直 胸にグサリと突き刺さるような衝撃を受けました。是非 皆さんにも見ていただきたい。(『グレタ・サンバーグ スピーチ』でネット検索すると沢山出てきます。)
  流暢な英語で話されたもので ・・・・・既存のルールに従っていては 世界を救えないのです。ルールを変えなければならない。すべてを変える必要があります。そして今日始める必要があるのです。・・・・でその講演は終っています。

 仏教は過去に2つの大きな流れに分かれました。所謂 大乗と小乗仏教です。大乗は中国から日本に渡って 今に至った。小乗は 東南アジア(ミャンマーなど)に広まっています。 基本は 我々人間がどう生きるべきか!という共通するテーマを持っています。布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧・自利利他・事教二相双修。。。。自分と他人、理想と現実という対象視座を大切にしています。 それが どうでしょうか? 今は極端に偏った考えが罷り通る世の中になってしまったと思いませんか?
 優性思想しかりエゴイズム・格差容認など 真逆の価値観が急拡大し 地球上のいたる所で混乱が生れています。その中にあっても 深刻な混乱が 地球環境破壊であろうと私は思います。それは 今に始まったことではなく 明らかに産業革命が起こった時代(18c)を境にして急速に変わり始めたといわれます。地球誕生から五十数億年という悠久の時間、それを たかが200年という短い間に 人間が深く関わって地球環境を変えてしまったのです。誰一人としてその責任をとらずにです。
 一国の利を 強く主張し デイール外交に興じている時ではないと思いませんか。”NO”といえる人間が どれだけ 手を携え一緒になって 既存のルールを変えられるかが問われていると思いますよ。私達は 目先のことに一喜一憂し 時間とカネを浪費し思考停止の状態になっていることを認めなければなりませんね、貴方は 16歳の女性の勇気ある行動に傍観者でいられるでしょうか? 国の1%のGDPを上げることと 地球の平均気温を1度下げることに どちらを優先させなければならないとお考えでしょうか。
 
 熱帯夜の中で エアコンが家にあるのに 使わずにいて亡くなった人がいました。普段 その方は ”冷房を使うと 体の調子が悪くなる”と語っていたと言います。私が若かった頃 そんな風に言う大人たちが沢山いました。最近の暑さは異常です。そして 防犯の為 夜中、ずっと戸を開けていることは出来ない。そして下手すれば夜中でも外気温のほうが高いということもあります。
 人間だけではなく この国でも 熊やイノシシなどが山から降りて住宅地に出没することが珍しいことでは無くなっています。明らかに 自然環境が変わったのです。『人類は分かれ道にたっている』グレタさんが 丁度一年前 15歳の時に学校を休み たった一人でスウエーデンの国会前でストライキを行った。 マスコミで取り上げられ話題になり、その後 世界各地で彼女は地球の気候変動に関する講演を行なっています。
 私は69歳になります。孫の世代のグレタさんが 勇気をもって行動しているのを知って 恥ずかしくなりました。 
 スウエーデンと日本を比べて見ましょう。人口は1022万人、面積は日本の1,2倍、立憲君主制で一院制をとっています。首都ストックホルムの人口は96万人という。福祉国家として様々な制度が整っており 昔から日本にとっての模範となっている国です。そして 最も学ぶべき点は 国民の多くが”生きていて楽しい”ということを感じているということです。
 そこで産まれたグレタさんです。
 
 仏教は知識より智慧を尊ぶ教えですが、学歴社会が強すぎると様々な弊害が起きます。知識の詰め込みをどんなに行なっても 難しいことがあります。それは”こころ”の問題、生きていく基本になることだからです。
  今の状況は それさえも危うくなっていると考えるべきなのかもしれません。事教不二と言いますが 現実の問題が深刻だからです。それを どうにかしないと地球自体が持たない。天文学者は地球の寿命を後何十億年と言います。
 果たして 現在の私達が住む環境が変わらずに存在しているという保障はあるのでしょうか? その事を 彼女が訴えているのです。
 

3316:取捨選択考

 情報やモノが溢れる今の時代は 私達がその中で何を選択するかという事に尽きるように思いますね。複雑に成りすぎた社会が見失った”本義”(本来あるべきさま)を どう取り戻せば良いか 難しいな。明快な真意&本懐は さ~て どうしたものか?
 文化や自然の違いとは次元を異にした 万国共通の望み”平和・安心”を語ると、雲を摑むような話と思われるかも知れない。 だったら赤子が母親の腕に抱かれ乳を飲み寝つくような安らぎは 夢物語で良いの? 虚栄心や焦燥感は 本義(
共生)とは 遠く離れた存在、昨今は先哲の教えは用を成さず どこかに葬りさられてしまったか?
 様々な文明の利器は 自らが体験を基にして獲た価値(智慧)ではなく 容易に答え(知識)だけを示してくれる。ややもすればVRを現実と見誤り、あたかも それが正しいというばかりに 信じて疑わない。結局 頭の中だけで得た知識やその価値が 自由という後ろ盾によって生き延びているのだと思う。
 自由には 権利と義務の両方があって初めて生きてくる。その基本的な考えが曖昧な儘 今の社会は成り立っているように思えて仕様が無い。
 相手の身になって考える力、自制する力・・・は ドンドン弱まり ”豊かさ・便利さ”という麻薬に翻弄され 正常な思考能力をも失いかけている。
 私は 毎日 その真逆の生き様に遭い、正直 自分が慰め癒されている。彼等はみな生き仏のよう。その証拠に私達が失った”何を大事にするか”ということを確と掴み放さない。見ろよ! 知らなかったで済むんかい! 自分に問いただす日々の中で得た充実感がそれを知らないという人達にどう伝わるかが判らない。
  今は できるだけ 目立たず 裏方の仕事を見つけ 邪魔しない様に 彼らの傍に居よう。
  ”かあちゃん くっと~!”  ” やっくん 死んじゃったの?”  ”あしたの とまりは ○○” ”・・・・・・”  そんな彼等の日々の声(あいさつ)が聴こえる。彼等の言葉は 限りなく尊く 重い。 それは 彼らが生きてきた有りの儘の姿を 少しは 知っているから言いたくなる。 それだけの事なのです。
 
 四諦(苦・集・滅・道)は、迷いと悟りの因果を説いた仏教の基本的な真理です。釈迦が初めて説いた教えである初転法輪、出発点と考えても良いでしょう。人の一生を生老病死と時系列にして 更に説明する。誰にも起こる事だから 判り易い。 実は その時にならなければ考え付かない多くの事があり、その時々に様々な感情が生れている。生を受ければ 必ず死を迎えねばならない、これが真理と知りながら 大半の人は それを自分の事とは考えず 真剣にはとらえない。
 時々は世の中の価値の真偽を疑ってみては どうだろう! 
 50年前になった。私は下級生と二人で南アルプスのテン泊全山縦走を行った。何日かかったか正直忘れた。ハッキリと記憶しているのは 甲斐駒ヶ岳の急峻な登りを30キロを超えるザックを背負い喘ぎながら なんでこんな事になっちゃうんだ? と後悔しながら入山したこと。そして 最終日は光岳の頂上に立ち富士山をみた感激、自然に涙がでた。。。。。
 人の一生を登山に譬える話は何度も聞いた。でも 山が好きか否かとは違う。自分の足で登る人も有れば 見晴の良い処から山を眺めるのが好きな人もいる。正直 私は登山が好きだとは言えまい。あえて言えば好奇心。
 半世紀が流れ 当時と比べ登山も随分変わった? GPSで正確な居場所がわかり、天気図を書く必要もなくなった。
 でも 本質は変わらない。自分と向き合うこと。進むか戻るか 自分で判断。単独行の場合は特にそうだ。70に届く歳になり、それは 当時と何も変わっていない。
 
 四苦は、生老病死で それに愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦の4つを加え、四苦八苦。私達がこの世において体験する苦を提示する。苦には、元々二つの意味があった、苦はパーリ語でdukha(ドゥッカ)で、一つは精神や肉体が感じる苦しみ、もう一つが『不完全』という意味を含めて説かれたものです。 
 誰しもが完全では有りえない、顔形が違うように 得手・不得手があり 考え方や受け止め方も違う。これが当たり前と言うのです。 
 世界の動きが どうも変な方向に向かい始めていると感じませんか?キナ臭く、悪口三昧、損した、得した・・・ばっかりとなれば どうなりますか? 貴方は 子供達に『そんな事したら ダメでしょう』と謂ったことはありませんか?そこには 相手が嫌がることは しないという暗黙の了解があり、親が子に対し”躾”の思いがあった。それも 将来 子が困るからという親心。
 他国との交渉は 違うのでしょうか! よく歴史を持ち出す方がいる。それは 過去のどの時点まで遡れば良いのでしょうか?
 行き過ぎた躾は虐待に通じる。そうなってしまう根底には 親自身の幼児体験・学習が影響しているという説があります。
 それは全てでは無いことを言っておかねばなりませんね。
 

3317:季節雑感

 
立秋8月8日、秋分の日は9月23日、季節の節目のズレを感じるようになって 大分なりますね。確実に気温の上昇を感じ、それでも周囲を見渡せば 秋の訪れを見つけることはできる。栗が殻を広げ実が顔を出す。今年の出来栄えはどうかな?
 実がいつもより小粒だという話を良く 耳にする。前半は雨ばかり、梅雨入りの発表と同時に全く雨が降らず 記録的な連日猛暑となった。これが影響しているのだろうか地域の人達の挨拶言葉となっている。
 朝の6時 地元の中学校の運動会の花火があがった。台風15号が関東地方に向かっているという そして 今日の天気予報では32℃の最高気温 となるらしい。熱中症を心配しながら予定通り行われる。
 最近 日本でブームになっているのが 俳句や短歌、五・七・五や五・七・五・七・七体で歌う。季題や切字を考えて形にする。頭の体操?といったら叱れれるかもしれぬ日本の伝統文化。それと 良く見かけるのは カメラで花を撮っている人達、スマホで写し 誰かにメールで送るのか。この地域は 最近は外国人が多く住んでいる、おそらく日本の風景を国にいる家族や知人に送るのだろう。
 季節を感じらるのは 平和があればこそ、自分が台風の目となり 嵐をおこすような人達が 国のトップになるのは どうなんでしょう。欲張ら 荒げ 諦め  三つの『ず』は季語とは なら
 
 
 今回の台風は もし関東地方に上陸すれば今年初めてとなる。8日~9日 暴風雨への細心の注意を喚起する。梨農家は気が気でない。昨日は 近所の梨農家から学園に梨をカゴに10箱も頂いた。思いがけないプレゼントで 全員でいただくことにしました。台風によってダメになる前に収穫してしまう農家の苦肉の策。
 栗農家も同様に 台風が心配だ。栗殻が色づき始め 直に収穫という時に 殻が青い儘 落ちてしまえば元も子もない。 一年で一回の収穫である、どんなに防御策を考えても 自然の猛威には敵わない。
 昔から 自然相手の一次産業は 出来不出来は覚悟の上だった、それでも漁業などは 獲り過ぎによって 魚そのものが減ったというから 他に対応策は有るような気がする。嘗て霞ヶ浦は ワカサギで有名だった。湖畔に浮かぶ帆かけ船は この地域の風物詩だった。それが 年年漁獲量が減って 今は 殆んど獲れなくなった。これは 水質の汚染による処が大きい。それでも いくらか水の透明度が良くなっているらしいが 元には戻らない。
 日本が力を入れた工業化、その裏には 様々な問題があった。 大量生産 大量消費、 合理化と事業の拡大を国策に掲げ遮二無二歩み続けた戦後、日本だけでなく 世界中が 同じような問題をかかえている。 それは 見せ掛けの豊かさだったと結論付けるには まだ 時期早々でしょうか? 
 ハッキリとした人生の設計図もなく、老後どうしようかと思っても 結局は制度によって保障されるのは 一部分 他は自己責任となっている。
 昨日 TVで北欧の特集番組があった。正直 日本の現状とかなりの格差が開いていることを痛感した。なにかと GDPの数字を出したがるニッポンに対し、男性の育児休暇で6か月続け仕事の休みをとったという話だけでもう充分だ。
 ならば代案を出せ!というのであれば 先ず”隗より始めよ”と即答したい。
   
 
 怖れていたことが現実になった。台風15号は進行方向を北東に変えて 千葉県に上陸、その後茨城県を通って 午前9時ごろには 太平洋上に出た。昨夜は 11時ごろから暴風雨となり 雨戸を閉め ジッと通り過ぎるのを待つしかなかった。鳴り止まぬ風の音、横殴りの雨が壁に当たる音が気になって眠れなかった。朝5時ごろ風向きが変わり北西方向からもの凄い風がふきはじめた。千葉市で過去最大の瞬間風速57.5メートルを記録したのが丁度その1時間前だった。寺裏山の杉が今にも折れそうに激しく揺らいだ。明るくなり始めた5時過ぎ道路に落ちた枝をどかし始めたが 突風に身の危険を感じ 早々に家の中に避難した。
 今回の台風は 今までに無いコースを辿った。大体 茨城のあたりでは 台風の勢力が弱まり、被害はあまり出なかったが 今回は千葉に上陸してから 960hPaの勢力は 全く弱まらず 逆に強まった感がした。
 当に大都会東京の災害時の弱さを露呈した。東京電力関係で停電が84万軒に達し、あの高圧線の鉄塔が根元から倒れた。さらに 交通網の大混乱は想定を超え、道路の通行止めや電車が軒並み止まった、道路渋滞や電車を待つ長蛇の列、それも30℃超えという猛暑の中を長時間並ぶ状況は悲惨としか言えない、 今回の台風は様々な課題を私達につきつけた。
 利便性と不自由は表裏を成すことが証明された。都市機能の脆さは深刻だ。 電力や水の確保が出来なくなった時に どうなるか!貴方は 締め切った家の中でエアコンも使えず どうすごすか 考えたことがありますか?エレベーターが動かない、 停電で情報を得る手段がない。 いつの間に私達は そうならないことを信じ疑わないようになってしまった。
  災害対策は 起こった場合の事を考えるのではなく 起こらないようにするには どうするかという根本の問題解決しか防ぐ方法はない。異常気象の最大の原因は地球温暖化 これは 世界が対応しなければならない最大且つ喫緊の課題だと認識すべきなのです。
 

3318:後始末

災害連鎖、いま 日本は自然災害が急激に増え その被害は益々拡大し続けている。後始末が終わらない中に 新たな災害が起こる。今年だけ特別とは言えない。 このままでは この国の在り方を根本から変えないと持たないのでは。 何とも得心できぬ事が起こっている。TVで今回の台風被害の番組をライブ中継している間に何度もテロップに流されたものがある。 新たな内閣人事関連の速報だった。≪なんで 今 このような時に入閣予定者の情報を流すんだ?≫
メデアモラルの麻痺がここまで来たか!閣僚が17人が変わり13人が初めて。これに私は なんの反応もおきない、それがどうした?こうなってしまった原因は どこにあるんだよ!いつまで 同じ事を繰り返しているんだと我慢の限界だ。
 他のチャンネルを回すと千葉県の今の状況を中継していた。知人の施設の場所も停電中の地域に入っていた。直ぐに電話した。≪大変だよ! いま 電話して頼もうかと職員と話あっていたんだよ・・・≫。大きく事業展開している法人の理事長は、≪電気がないというのが 我々にとってどんなに大変なのか判ったよ。職員も必死でやってくれている。水が出ない、情報が入らない、エアコンも使えない。非常食用の水を使ってしのいでいる。あと何日もつか?昨夜は一睡もできなかった。まだ 電気がいつ回復するかサッパリ判んないから不安だ・・・・≫と一方的に今の急場を語った。これが現実である。 入閣者がどうのこうの 今知りたいのは 一体誰?この温度差は受け入れ難い。これを受け流せるか否か。はっきり言って”NO”だ。
 更に
 ≪福島原発の汚染水を海に流すことを考えねば・・云々・・・・・≫ ホントかよ。イヤホンを付けたまま寝る習慣になって、地上波以外の放送だった気がするが フェークか勘違いかは さだかで無い。 永田町界隈からは ≪現状の難しい世界情勢にあって 日本は平和を願う国として仲介役を積極的に果たしていく覚悟である・・・・・云々≫ 何だって?、これもどうかと思う!確かに 本人自らの弁として多くの国民がTVの画像から耳にしたはずである。
 
 新入閣が誰なのか? いつも聴いているラジオ深夜便の番組が、なぜか大臣就任者の挨拶に変更になっていた。直ぐ 私はスイッチを切った。論功行賞の人事といったら無礼か?ハッキリ言って 私は捻くれ者ですよ。否定はしません。恐らく 初入閣の祝賀会をどこかでやっているんだろう?、さすがに その追っかけ中継は控えたようだ。でも今の日本は 本当にズレていると思うね。何が大事か その見極めができないようになってしまった!
  夜が明けて 多少救われる気持ちになった。 4時から『明日への言葉』だ。内容は戦後28年 グアムのジャングル生活から1972年に帰還した横井庄一さんの奥様の話になっていた。 NHKラジオ深夜便の『明日への言葉』は次の世代に語り継がなければならないことだったはず。 今の子ども達が 横井さんの事をどれ程知っているだろう? 現在 NPO法人の運営で横井庄一記念館が名古屋市にあり そこの館長を91歳の奥様が行なっている。それはご自宅の6畳間を展示室にした質素なものらしい。横井さんが人前で話す時は、先ず最初に 人への感謝をのべていたそうです。それから 物を大切に使わないといけない、二度と戦争を起こしてはならないという二点を語り続けたそうです。 
 その横井さんは1997年82歳で亡くなっている。もう戦争の恐怖と闘い 逃げ惑うことが必要ない処から 今の日本の状況をどう観ているだろうか・・・・・・。
 
 
 もう直 92歳になるという奥様が語った言葉が心に残った。≪もう 随分長生きしたから いつ逝っても良いと 身の周りを整理しています。≫ このなにげ無い言葉に、横井庄一さんを夫として選び、共に歩んだ方だから重い。
 日本に帰還した時 当時の斉藤厚生大臣に語ったという≪恥ずかしながら帰って参りましたのは 何かのお役に立つと思って恥をしのんで帰って参りました。≫ その夫の生涯の夢は 記念館を作り 後の代に戦争の悲惨さを伝えたいということだったそうです。自宅の6畳一間の記念館 それは 当に 物を大切に使わないといけないというご自身が普段から語っていた横井さんらしい。
 膨大な費用をかけて 世界に豊かさを誇るようなイベントを開催しても どうなのでしょうか? 戦後 75年の時間は 残念だが 先人達が命をかけ 守ろうとした大切なものを どこかに置き忘れてしまったと言えないでしょうか?
 それを 時代遅れ ひねくれ者と呼ぶのであれば 今を生きる私達は どこかで道を間違ったと言えます。
 できれば閣僚全員に 名古屋市にある横井庄一記念館に行って貰いたい。そんな思いが沸々と湧き出て参ります。
  後始末=clean up after。・・・・・・【 立つ鳥 跡を濁さず  】

3319:想定外

 PDCA手法の限界・・・・・人間が考え出した生産技術での手法、目標の達成に効率化や適正化をはかるため、繰り返し改善しながら次に繋げるという考え方ですね。 いつの間に日本ではPDCAサイクルがあらゆる分野で使われるようになった。ここに落とし穴があると思いますね。何故でしょうか? 人間そのものが一様ではない。勿論 自然もそうです。”無常”という仏教の基本がここから始まった訳でしょう。
 台風の爪痕が今も残っています。これは 想定外の出来事だったのでしょうか? Pは計画です。果たして計画の元となる実態をどれだけ正確に把握できるのでしょうか? 既に計画の時点で限界があります。人は楽と苦のどちらを選ぶかとなれば 間違いなく楽を選択します。経済の豊かさだって全く同じ、何と比べてどう判断するかですが これだって実は曖昧です。 摂理は自然界を支配している理法です、それを無視した開発や生活スタイルが現実に行われていないでしょうか?
 このままでは この国の在り方を根本から変えないと持たないと謂った意味はそこにあります。千葉県で今 何が起こっているか 昼夜を問わず懸命な復旧作業です。電気は日本の隅々に行き渡り いつでも使えるのを当然との思いがありました。今回も そうです、電気の復旧にこれだけ時間がかかると思ったでしょうか、東電は謝罪会見で復旧見通しの変更をせざる得ないことを何度も繰り返した。
  今回の停電騒ぎは お隣の東京で起こらないとは誰もいえないでしょう。 その備えは十分でしょうか?答えは明らかにNOです。想像してみて下さい 林立する高層住宅、利便性や快適性を売りに盛んに建てられている。
そして 地下を3重に掘り下げ鉄道を敷設した。当に迷路同然です。これで万が一の時 どうなりますか?  現状の対策、安全基準や補償の仕組みで安心でいられますかね。
 いつもの繰り返しになります。日本が議会制民主主義制度をとり始めてから もうどの位になりますか? 基本となる現状の把握ができているでしょうか? 明らかにNO、その最大の根拠は国民がどれだけ参加しているかですよ。数値が好きな人達が多い中で その数字だけはいつも避けている。制度が疲弊し硬直化していませんか! そして内閣改造、憲法改正をと意気込む。おそらく 選挙で民意を掴んだという判断なのかも知れません。・・・・・・が どうして どうして そんなもんじゃ~ないでしょう。
 
 
 ここまで 便利な世の中になっても 最後は隣同志の助け合いが頼りになる。普段から良好な関係を築いてきたか否か、残念ながら日本は都市部ほど人と人の関係が希薄化している。これを”平和ボケ”で一括りするのは無責任極まりなし。
当然 国や地方において今回の事態を検証し 防災計画の見直しが行われることでしょう。 今回 内閣府に総理を本部長とする緊急対策本部が設置されたかどうか 何故かその情報が無い。推測だが あの時 台風状況と新閣僚内定の発表が重なった 今となってはどうしようもないが テレビのテロップを見ながら私は強い違和感をもった。国全体からすれば 被災地域が関東の一部だったからなのか? 電気は国のインフラで最も重要な社会資本、それが 今回の被害の大きさが想定外という事で済む話でしょうか?
 ”二度と同じ過ちを繰り返さないよう 改善に努力して参ります” 何か起これば TVの前で謝罪する常套句。私達は 何度 同じことを見せられてきたでしょうか。
 
 
 ≪あいつは 見方が偏っている!≫≪屁理屈を いつもこねやがって!≫と言われているかも知れない。 これ 自問自答。前項で言葉足らずの点を加えます。
 議会制民主主義が疲弊・硬直化している事由ですが、様々な意見が有ることは知っています。その殆どが学者の皆さんの現状制度の歪みの分析。制度本来の姿と乖離した今のこの国の実態を変えるまでには至らない、どれもこれも国民不在なのですから深刻です。
 もう 何十年と国政選挙の低い投票率、これを どうにか変えようとしていますか? この状態で議席を獲て それで 成り立つ立法府、元々有権者の半数にもならない選挙で選ばれ、尚且つ 政党間の数の違い。現行制度の模範としたイギリス国会が 大混乱、EU離脱の手続きから端を発した今の状況で是非を論じる資格は日本に在るでしょうか?
 だからですよ。日本中に”忖度”なんて言葉が流行ったのは。国の為と言いながら 己の為か 黙して語らず 程良い加減
 正直 そんな愚痴言う暇はない。いま 一事業所で4人の利用者の方が入院しています。それぞれ病態は違うのですが 現場のスタッフは大変です。どうにか 乗り切らないと・・・・・。以上!
 

3320:記憶

 然も言われたり。この言葉の意味は ・・・よくぞ言った、言われるとおりである・・・。日本人の読書離れが益々進んでいるそうです、全国の書店の数は最盛期の何割ぐらいに減っただろうか? 勿論 有ったとしても書店単独のものは少ない。理由はいろいろ考えられようが、このまま 無くなってしまうのだろうか。本好きの私には 耐えられない。 
 老いと共に 記憶が薄れる。それでも 忘れずに思い出に残るものを 誰も持っているんじゃ~ないでしょうか!読書・音楽・スポーツ・園芸等々 人によって趣味の違いはあります。好きな作家や音楽を思い出した時に取り出して読んだり聴いたりと誰に迷惑をかけることもなく出来る至福の喜び  そんな事を最近は良く考えるようになりました。
 何かに没頭し 時間が止まったようなことを感じ辛くなっていますね。これって なんなんでしょうね? 日替わりメニューのように インパクトのより強いものを制限なく相手構わず曝け出し、言いっぱなし 出しっぱなし。だから それに堪えられず、引き籠る人々の生き辛さ。当然ですよ。その真逆の反応は やられればやり返す、報復行為の激化!
 白か黒、その間のグレーゾンを認めない。  病は環境によると・・・然も言われたり。 ”裏をみせ 表をみせて 散る紅葉”  その生き様に 憧れる。